恩田Villa那須
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別荘用地としては決して広くないこの敷地には、道路際から急角度で下がる平坦な場所がなく、ほぼ中央に樹齢百年を越える樅の大木が立っていた。
那須岳を望む自然林の斜面への人の営みを最小限にして、樅の木と建物の共存が恩田Villa那須のテーマである
建設行為による影響が少ないので、建物の周囲はそれまでの植生が持続している。
日本人の住まう原型と同じ4本の柱は、地元の森林組合が伐採を予定していた植林に出向いて立木の状態で選定した。
恩田Villa那須の象徴である。
木材は山から盗み 土は動かさない